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6月にPGAゴルフアカデミー開校
東条の森カントリークラブにとってはうれしいニュースです。
日本プロゴルフ協会(PGA)が主宰する『PGAゴルフアカデミー』の関西の拠点に、わが東条の森カントリークラブが選ばれました。
まずは、PGAゴルフアカデミーのことを簡単に説明しましょう。
PGAは先頃、「ゴルフ市場再生活性化」として、2024年までにゴルフ総市場規模2兆円(現在13,995億円)、ゴルフ総人口1200万人(現在850万人)にするという目標数値のロードマップを発表しました。
その実現のための一環が『PGAゴルフアカデミー構想』です。
関東、関西に各1ヵ所拠点となるゴルフ場にPGA会員を配置し、「PGA基本ゴルフ教本」にもとづいて様々なレベルのゴルファーを指導する"場"をつくるということです。
ゴルフ活性化に3つの層の掘り起こし

倉本 昌弘
日本プロゴルフ協会会長
対象になるのは(1)ジュニアゴルファー、(2)一般ゴルファー、(3)PGA会員(プロゴルファー)の3つの層。
(1)ジュニアはキッズ(初心者)から、競技志向まで。
ゆくゆくはここから、ナショナルチーム候補、オリンピック候補まで育ってくれればとPGAでは期待しています。
(2)一般ゴルフアー部門では、競技志向のゴルファーだけでなく、短縮ホールラウンド案などもっと気軽にゴルフを楽しむ層も対象となります。医療機関と連携した生活習慣病予防・改善プログラムも近い将来は設置されるとのことでした。PGAでは、これらが団塊の世代のゴルフ引退の引止めに寄与すると、期待しているようです。
まずは手始めとして、拠点コース(東条の森CC)の会員のみなさまにPGAゴルフアカデミーへの参加を呼びかけることになりそうで、非常に楽しみなことです。
(3)PGA会員(プロゴルファー)の再教育ということですが、PGAオブアメリカのクラブプロ教育を見倣っているようです。
トーナメントで競技するプロだけでなく、ゴルフ場でのマネージメント職(支配人、プロショップ経営、コースメンテナンス)につけるビジネススキルを身につけたプロを輩出したい、またレッスンプロとして生計を立てられる指導法を「基本ゴルフ教本」を基に勉強会を開催する、ということでした。
これら3つの活動の場を提供する関西の拠点が、東条の森カントリークラブというわけなのです(関東は太平洋クラブ益子コース)。
PGA倉本会長から拠点コースとしての協力を請願

PGAゴルフアカデミーの構想は、倉本 昌弘(くらもと まさひろ)会長の肝煎りで実現しました。
倉本会長自身がジュニアとしてゴルフを始め、日大時代は日本学生4連覇、「中四国オープン」で史上初のツアー競技アマチュア優勝など大活躍。プロ入り後はツアー通算30勝で永久シード権を獲得しているのはご存知の通りです。また、PGA会長に就任後は、矢継ぎ早に新政策を発表し、八面六臂の働きを見せながら、昨年2014年にはPGA会長としては初の快挙となるシニアツアー賞金王にも輝いています。
この倉本会長から、日頃から親交の深い、(株)東条の森 代表取締役の三品 智加良(みしな ちから)にアカデミーへの協力の打診があったのです。
三品はこの構想に深く共鳴し、関西の拠点となるべく全面的な協力を快諾した、というのが今回の経緯。
倉本会長は、「東条の森には、広大な森のなかに3つのコース(63ホール)があるという、スケールメリットを感じました。また大阪大学スポーツ研究室と提携し、スイング動作解析など可能になるのですが、その阪大へ1時間で行けるアクセスの良さも勘案しました。そしてなによりも三品さんのゴルフ場運営に対する日頃からの真摯な態度が、協力をお願いした理由です」と、東条の森を拠点に選んだ理由を語りました。
「会員がさらに親睦を深められたら・・・」が受諾の理由

三品 智加良
(株)東条の森代表取締役社長
三品は、受諾の理由についての記者からの質問に、「東条の森には5000名の会員がいます。この会員がアカデミーに集うことで、さらに親睦を深められたら嬉しいことですね。またジュニアも、30年前からコースがもっと積極的に受け入れていれば、こんなにゴルフ人口が減りはしなかったという悔恨もあって、倉本会長のPGAアカデミー構想に共鳴し、まさに即決でお引き受けしたわけです」と、答えました。
4月20日は、東条の森でのプレス体験会の実施が決定、5月にはコースメンバー体験会も計画中です。
そして、いよいよ6月1日が開校です。新生 東条の森に新しい楽しみがまた一つ加わりました。